こんにちは、横井です!
久しぶりに友人からの電話と言えば?
まぁ、怪しいですよね?
大体はろくな話ではない。
「久しぶりにお前の声が聴きたくなった」そんなこと、ありますかい。
コワイわ。。
どうせ、ネットワークビジネスか宗教への誘いでしょう。
「最近ビジネスを始めたんだけど、お前も聞いてみない?」
「一緒に成功しない?今度セミナーあるから、聞くだけ聞いてみてよ」
あなたも一度は、アムウェイやニュースキンの話を聞いたこともあるでしょう?
日本人は、ネットワークビジネスに怪しいイメージを持っている人も多いですよね。
今だにネズミ講なんて、言っている人もいるわけですから。。
あなたのネットワークビジネスに対するイメージはどうですか?
実は、僕はネットワークビジネスで権利収入や不労所得のような稼ぎ方を学んだのです。
しかし権利収入どころか、いつまで経っても労働収入の日々。
ネットワークビジネスは権利収入にならないし、過酷な労働収入とい
う話をしてみたいと思います。
ネットワークビジネスとの出会い
モデルを始めた頃、人脈が大事だと出会いに夢中になっていました。
人脈作りに励んでいると、BARで30代の男性と会う機会があったのです。
話の流れで連絡交換を。
どうせいつもの社交辞令。
連絡はないなと思っていました。
それから、数日後のこと。
「タクミ、この間はありがと。今度お茶でも行こうよ」と、連絡があったのです。
嬉しかったというより、なんで一回りも上の男性から連絡があるのだと・・・驚きました。
「女子だったら、まだしも...( ̄ー ̄)」
当時、調子にのっていた若者だったのですいません。。(汗)
「まさか、この人はゲ◯なんじゃ・・・」
(まだネットワークビジネスなど知らなかったので)
まぁ、せっかくのお誘いだったので会ってみることに。
「権利収入って知ってる?」
それが、僕と権利収入との出会いだったのです。
アムウェイの日々
システムが働いてくれて、勝手に収入が発生する。
まさに、「これで自由になれる!」そう思っていたのです。
それから、僕は権利収入の魅力に取り憑かれたのです。
当時、権利収入を取るには
・アーティストなどの印税(才能)
・不動産(土地)
・ビジネスオーナー(お金)
・ネットワークビジネス
だと教わった。
才能も土地などの資産、まとまったお金もない人は、ネットワークビジネスしかない、そう教育されていたのだ。
僕が権利収入(自由)を得るならネットワークビジネスを頑張るしかなかったのです。
そのネットワークビジネスこそ、アムウェイだったのです。
他のネットワークビジネスを知るのは、その後のこと。
その時は、ネットワークビジネス=アムウェイ。
知識も経験もないが、素直だった(単純だった)!?僕は、トップの話を真剣に聴き、益々アムウェイにハマっていったのです。
得意の行動力で、友達に片っ端からアムウェイの話をしまくっていたのです。
「いつか権利収入になる」「自由になる」そう疑わずに。
まだ大学生だったので、収入はもらうことができなかった。
しかし、卒業と同時に収入になるようにと、組織作りを始めていたのでした。
ほとんどの友人が
「うさんくせぇ」「お前、騙されるしょ」「ネズミ講始めたの?」
批判的な言葉ばかりだった。
「ふん?これが権利収入になるとも知らずに」「理解できない奴は放っておこう!」そう小馬鹿にしながら、普及活動を続けたのです。
成功できないことを知る
頑張っても頑張っても、僕のグループは増えなかったのです。。
どれだけの人に断られたのだろうか。。
今思えば、当然ですよね?
僕が紹介していたのは、周りの大学生。
大学生が、毎月9000円のサプリメントを取りますか?って話ですよ。
ビジネスに興味もないでしょう。
将来に不安など考えず、まだまだ遊んでいるわけですし。
僕はモデルをしていたので、美容や健康への意識は高かった。
化粧品やサプリメントも毎月、当然のように取っていたのです。
出費は大きかったですが「自分が買っていないのに、人に勧められないだろ?」そんなトップの話も信じていたのです。
言っていることは、ごもっとも。
しかし、いつからかビジネスのために商品を取り続けることに、違和感を覚えてきたのです。
そして、僕はいつまでも洗剤を売り続けるのだろう。
これでは、いつまで経っても労働収入じゃないかと。。
アムウェイの組織を見ていると、稼いでいる人もいる。
実際、権利収入のように毎月勝手に収入が発生している人も沢山いる。
世の中で一番成功者を出している企業
これもウソではなさそうだ。
しかし、僕は成功できないと確信した。
当時、アムウェイも日本に上陸して30年。
成功している人達はみんな、この頃から取り組んでいた人達だったのです。
商品や企業にもライフサイクルがあるように、アムウェイはとっくに成熟期に入っていたのでした。
僕は結局、組織を作れずそのまま大学の卒業を迎えた。
そして、ブラック企業へと入社していったのです。
その頃にはアムウェイからも離れ、権利収入を考える余裕も無くなっていったのです。
まとめ
ネットワークビジネスでは、権利収入や成功哲学を学ばせてもらった。
この時期がなければ、今の自分はいないと思います。
本当に誘ってくれたことには、感謝している。
そして、当時はビジネスチャンスだと思って取り組んで、本当に良かったです。
やってみなければ何もわからなかったので。
しかし、ビジネスとしては魅力を感じなくなってしまった。
インターネットが普及した今、権利収入を取る術は他にもあるからだ。
これからの時代、ネットワークビジネスではなく、ネットビジネスを推奨します。
ネットワークビジネスにかける情熱でブログ書けば、必ず成功しますよ。
あっ、ネットワークビジネスとネットビジネスが混ざっちゃっている人も多いから、勘違いしないように^^:
現在、20代前半の子達がアムウェイを頑張っている姿を見つける。
僕は「懐かしいな。。」と思いながら、静観しています。
ただ、とてもビジネスと言えるような行動ではなく、サークルの延長のような気がする。
会社も製品も素晴らしいのに、教育がなっていない。
非常に残念に思います。
当時の僕が周りから言われても気づかなかったように、今の若い子達に何を言っても伝わらないと思う。
きっと、そのうち自分で気付く時が来るまでは。
現状に不満を持っていて、未来を変えたい。
そう思ってチャレンジしていることは素晴らしいことですよ。
もし、ネットワークビジネスに限界を感じても、人生に限界を感じてほしくないですね。
いつまでも諦めずに自由を目指してほしい。
いつ手段は変えても良いのだから!